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Kid's Dream Toy|知育玩具

木のおもちゃについて

木のおもちゃが教えてくれること

現代的なプラスチックのおもちゃは、実に本物そのものですが、その中には子どもの独創性を反映させる余裕はありません。シンプルでいてはっきりした色の木のおもちゃは、子どもたち自身が想像できるチャンスと想像し創造できる余裕を持ち合わせているのです。
太陽の恵みを葉で吸収し、エネルギーを枝や幹いっぱいに蓄えた木で作るおもちゃだからこそ、子どもたちは木のおもちゃで遊ぶ中で、知らず知らずのうちに自然のもたらすこのエネルギーと暖かさ、心地よさを感じとり、吸収しているのです。
日本では、独自の伝統を持った木のおもちゃは、民芸店などでしか見られなくなりましたが、ヨーロッパでは、昔ながらの職人気質と子どもの個性を大切にするという考えをしっかりと受け継ぎ、木製のおもちゃ作りを続けている人や会社が今でも誇りを持って仕事をしています。

木のおもちゃの歴史
木の写真

ドイツでの木のおもちゃは、マイスターと呼ばれる職人が作り出す伝統的な木工技術から生まれました。1940年ごろには、幼稚園や町のトーイショップでも子どもたちにとても人気があったのですが、1960〜80年にかけてプラスチック製のおもちゃの勢いにおされ、木のおもちゃは大きな打撃を受けることになります。そしてその10年後、再び木のおもちゃの需要は急速に伸びてきました。この変化の理由は、消費者である親や幼稚園を支える人たちが、木のおもちゃの持つ教育的なメッセージを認めるようになったことにあります。「遊び」こそが子どもたちに社会生活を教える手助けになること、そのためにも子どもの創造性を受け入れる余裕のある、長年の伝統の中から生まれた木のおもちゃが必要であることを再認識したからです。いろいろな種類のおもちゃが販売されている現代に、一方で伝統を受けついだ木のおもちゃに対する考えが息づき、木のおもちゃが消えることなく作られ、使い続けられることに、ドイツ人の心意気を感じます。

ヨーロッパのおもちゃの安全性

ヨーロッパで生産・販売されるおもちゃは、大きさ・形態・塗料などについて大変細かな規則があり、世界で最も厳しいといわる『EN71』という安全基準に適応していなくてはなりません。色づけの塗料やコーティング用のワックスは無害であるこはもちろん、3歳未満の子どもが使うものには、ひもの長さや部品の取り付け方、大きさや重さ、角の部分の面取りの仕方など、実に詳細な規則がありますので、『EN71』に適合した証しであるce-markマークが付いているおもちゃ=安心して子どもに与えられるものとして、ひとつのバロメーターになっています。

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